アスファルト防水工事で行なわれる工法【常温工法の利点】

【選ばれるアスファルト防水】

改質アスファルトシート防水の施工方法は3つ

改質アスファルトシート防水の特徴を理解した後、気になることといえばどのような施工法を行なうのか、といった点でしょう。実際に防水工事をする業者に、施工法について尋ねてみました。

硬化が早い熱工法(50代/防水工事業者)

熱工法は、融解釜で250度まで熱したアスファルトを使って貼り付ける工法です。大体3つか4つほど重ねることで、屋根や屋上に防水効果を与えることができます。釜を屋上まで引き上げなければならないことや、独特の臭いが発生してしまいますが、すぐに硬化するため短納期で施工を完了することができますよ。

ローラーで密着させる常温工法(20代/防水工事業者)

常温工法は、「プライマー」と呼ばれる接着剤がついたシートを屋根に貼り付ける施工法です。熱工法やトーチ工法とは違い、臭いも出ず釜やバーナーを屋上へ運ばなくて済むため、今までアスファルト工法ができなかった屋根や屋上にも問題なく施工を行なうことができます。シートを2~3枚貼った後、ローラーを使って全体的に圧力を掛けることで、屋根や屋上に密着させてしっかりと貼り付けます。

バーナーで接着させるトーチ工法(40代/現場監督)

トーチ工法とは、専用のバーナーでシートを炙りながら接着する方法です。融解釜よりも安く手軽にできるほか、常温工法とは違い気温が低い状態でも問題なく貼り付けられるのが利点です。

まとめ

改質アスファルトシート防水の施工方法は3つあります。通常のアスファルト防水は、熱工法とトーチ工法の2つしか選べませんが、改質アスファルトシート防水なら高熱の釜やバーナーを使わずに済むため、火災や施工費用などの問題もクリアできるのです。しかし、これらの施工法は屋上または屋根の状態や、周辺の環境次第で使えるかどうかが変わってきます。防水工事を行なう前に、どの工法が最適であるか業者に相談して決めましょう。

改質アスファルトシート防水はメンテンナンス不要ではない!

改質アスファルトシートは、高い耐用年数を有していますが、決してメンテナンスフリーで利用し続けられるというわけではありません。シートの寿命はおよそ15年。長くて20年が経過すると劣化してしまいます。この期間以上使用し続けると、劣化したシートから水が漏れてしまい、シート下の屋根や屋上にダメージを与えるようになるでしょう。改質アスファルトシート防水を施工した後は、15~20年周期で施工業者に連絡し、シートの交換などのメンテナンスを行なってもらいましょう。

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