アスファルト防水工事で実際行なう作業手順~防水工事を詳しく知る~

【選ばれるアスファルト防水】

アスファルト防水工事の作業手順

アスファルト防水工事は、具体的にどのような手順で行なわれるのでしょうか?一般的に行なわれる施工の流れを見ていきましょう。

掃除・下地の撤去

アスファルトシートをしっかりと貼り付けるために、屋根や屋上のゴミや汚れを入念に掃除します。その際、シートの貼り付けに邪魔な金物や突起物を取り除くことも行ないます。ただし、建物に必要な金物があった場合は、施工後に再利用または交換を行ないます。また、アスファルトシートを貼り付ける上で重要となるのが、下地の撤去です。過去に防水工事をした時の防水層を取り除き、綺麗に掃除をした後でアスファルトシートを貼り付けます。この手順を踏むことで、屋根や屋上にピッタリと密着させられるのです。

下地活性剤の塗布・アスファルト防水

下地に劣化がない場合、下地活性剤を塗布してアスファルトシートを貼り付けます。下地活性剤を塗ることで元々の下地とアスファルトシートがしっかりと貼り付くので、下地の撤去をしなくても高い密着性が得られます。下地の撤去か活性剤を塗った後は、いよいよアスファルトシートの貼り付けを行ないます。融解釜やバーナーによって接着させるほか、ローラーを使った常温での貼り付けにより、屋根や屋上一面にシートを敷きます。防水層は屋上のジョイント(立ち上がり部分)で劣化が起こりやすいため、貼り付けの際はこのジョイント部分に隙間や剥がれがないよう、入念に接着していきます。

保護材の使用・防水工事完了

防水層のシートを2~3枚貼り合わせた後、防水層を保護する保護材の塗布を行ないます。防水性を向上させるだけでなく、耐光性を高めることで紫外線による劣化を防ぐことができるでしょう。また、保護材はシルバー・グリーン・グレーとカラーも自由に選べるので、屋上のデザイン性のために好きなカラーを決めることもできます。そして、一連の防水工事が終われば、依頼主に報告を行ないます。施工に不備がある場合は即座にやり直しをして、迅速に対応をしてくれるでしょう。

アスファルト防水に重要なアスファルトルーフィングとは

アスファルトルーフィングとは、アスファルト防水に使用するルーフィング、つまり屋上や屋根に貼り付けるアスファルトシートのことです。熱工法で使われる、紙にアスファルトを染み込ませたラグルーフィング(防水シート)のことを指して言う場合もあります。また、その他にも不織布を使ったストレッチルーフィングや、ストレッチルーフィングに等間隔で穴を開けた穴開きルーフィングなどもあります。穴開きルーフィングは、下地から防水層をあえて浮かすことで、下地が濡れている場合でも施工ができる「絶縁工法」に使用されているのです。この絶縁工法は下地にヒビ割れが発生した場合にも、防水層にまで亀裂が入ることを防げるため、ヒビ割れが発生しやすい屋根や屋上にも用いられています。そして、改質アスファルトルーフィングは従来のものよりも性能を改良し、ゴムやプラスチックといった合成高分子系材料を用いたルーフィングです。改質アスファルトシート防水でよく使用されています。

TOPボタン